高い打ち出し角と低スピンがもっとも良く飛ぶ。
ただし、高すぎるのも飛距離が落ちます。
低すぎる球やフケ上がる球を打っている人はまだまだ飛ぶようになります。
球の低い人はクラブを替え、フケる人はシャフトを替えるのをお勧めします。
一般的には球の低い人はノーコック気味トップが低い、
フケる人はコックが深くオーバースウィング傾向にあります。
その点も修正課題ですね。
ここにいくつかの方法を挙げます。
・ギア効果を利用する（フェースの上部でヒット）→高弾道低スピン
→上部でヒットすれば球も重たくなります。
高いボールでも風に負けません！
ただし、必要以上の高いティーアップはおすすめしません。
高すぎると爪先上がりライから打っているようなものですから。
青色線が高弾道低スピンの軌道です。キャリーも出てランも出ます。
黄色線が真ん中ヒット時です。
赤色線が打ち出しが低くスピンが多いです。
②自分に合うクラブを使うについて
主にはシャフトとクラブヘッドの重心距離（＊１）をチェックします。
・球が上がらない→シャフトが硬い
・球が高い→シャフトが柔らかい
・球が右に出やすい→重心距離が長い
・球がフックしやすい→重心距離が短い
＊１ クラブ別にメーカーが記載しています。
基本的にはフェースが長いほどフェースが返りにくくなってきます。
シャフトのリシャフトはフジクラとグラファイトデザイン社がオススメです。
スウィング別に多種類のシャフトの中から選べます。詳しくはＨＰにて。
フジクラシャフト
グラファイトデザイン
ヘッドとシャフトがマッチしていれば自身の最長飛距離が得られます。
シャフトによって全く球筋も飛距離も変わってきます。
試打会やコンピューター診断で参考にするといいですね。
また、ボールによっても弾道やスピン量が大きく変わってきます。
ヘッドスピードやスウィング別に選ぶといいですよ。
ゴルフ雑誌に度々特集が載っていますので参考にされたらいいですよ。
何種類か試して、自分にＢＥＳＴなボールを見つけましょう。
ヘッド＋シャフト＋ボールでの最高の組み合わせを探しましょう。
これだけでもかなりの飛距離アップが可能です。
「クラブはどれでも大して変わらない」なんて人は考え方を直した方がいいですね。
③身体能力を向上させる（サプリメント使用）について
ＵＳツアーや最近ではジャパンツアーでも注目されてきていますね。
いわゆるプロテインですね。他のプロスポーツ選手は当たり前のように飲んでいます。
プロ野球選手等。
私の体験談をご紹介いたします。
サプリメントを毎日トレーニング（スクワットなど）後に飲み物に混ぜて飲んでました。
筋トレは下半身を主体に鍛えました。
体重は２～３ｋｇ程度の増加でしたが、筋肉の質が違うというか体の反応が軽くなりました。
無駄な脂肪が筋肉に換わったみたいです。
当時の飛距離２５０Ｙから２０Ｙぐらい伸び２７０Ｙになりました。
つい最近、某ゴルフ雑誌に掲載中のコラムで矢野東プロもおっしゃってました
『体を作るときには夜寝る前にプロテインを飲むことが効果的』
『疲れが翌日に残らないんです』と。
飛距離のためと思えば安い買い物でした。
④練習法
シングルへの近道でも紹介していますが素振りによって飛距離を伸ばします。
ポイントはインパクト以降で両手を出来るだけ伸ばしてヘッドを走らせます。これがポイントです。
素振りをしているうちに段々を力が加わるインパクトの型が分かってきます。
同時に必要な筋肉が発達します。大事な動きも記憶します。（マッスルメモリー）
後は、飛距離は誰にも負けないぞ！というぐらいの気持ちでがんばることですよ。
とにかく素振りが大事です！毎日の積み重ねが飛距離を伸ばします。
野球やテニスは素振りを徹底的に練習しますが、ゴルフは練習場にいっても
球を打ってばかりで素振りはあまりしませんよね。
ヘッドスピードを上げるなら素振りは効果的です。シングル近道を参考に。
⑤重たい球
重たい球とは重量が重いボールの事ではなく、回転の少ないボールの事です。
風の中でもさほど飛距離も落ちませんし、左右に流されにくいです。
打ち方はインパクトでハードヒットしないように水平軌道で打ちます。
バックスウィングは普通に上げても構いません。ダウンスウィングで腰の位置まで
クラブヘッドをゆっくり下ろして、長尺クラブを振るように遠心力を使って振ります。
出来るだけ水平に入射角を緩やかに。風の中での影響は少ないです。
打ち下ろしのアゲインストでも全然怖くありません。