バンカーに悩んでます。
☆バンカーショットは、特別な意識を持った人が多いです。
『カットに打つ』や『打ち込んでインパクトで止める』や
『ボールの５ｃｍ手前にヘッドを入れる』等。
そんな事をしなくてもいいのですよ。普通の打ち方で
ただフェースを開き、距離感を計算するだけでいいのですから。
■バンカーでダフって悩んでいます。
→サンドウエッジのバンス（ソール）を有効に使いましょう。
有効に使うためにはフェースを思い切って開きます。
後は特別な打ち方はせずにアプローチ感覚で振ります。
もちろん距離は出ませんので強めに計算して打ちます。
球にフェースが当たる前にバンス（ソール）が砂に接触し
適度に砂を取りボールが綺麗に飛んでいきます。
ダフる主な原因はバンスを使えていないか、特別な打ち方を
しているか、苦手意識を持っている等が一因です。
バンカーだからといって、特別な意識を持たずに打ちましょう。
ただフェースを開き、距離感を計算するだけでいいのですから。
(^^)川で石を投げて水面を跳ねさせる遊びがありますね。
丸い石や四角い石では水面は跳ねずに沈んでしまいます。
しかし、平べったい石を水平に投げると水面を跳ねて進みますよね。
これは、バンカーも一緒なのです。
つまりSWのヘッドを平べったく構えてください。（フェースを開く又は上を向ける）
すると必要以上に砂に潜らずに適度に砂とボールを飛ばすのです。
これがバンカーの極意『かわらで石の水面跳び打ち』です。
また、シャフトを軽くしならせる感覚で打てばスムーズにショットできます。
■バンカーでトップボールが出て悩んでいます。
→直接球にクラブが当たる人はバンカーを特別な打ち方をしているか
苦手意識を持っている等が一因です。
バンカーだからといって、特別な意識を持たずに打ちましょう。
アプローチショットの打ち方でフェースを開き打ちましょう。
フェースを開くことによって適度に砂を取りボールが綺麗に飛んでいきます。
→球の手前にダフり、その後にトップする人は、無理にすくい上げて
打とうとせずにアプローチショットの打ち方でフェースを開き打ちましょう。
すくい上げると球に浮力がかからないために綺麗な球が出ません。
そのような特別な打ち方はしないで苦手意識を持たずに打ちましょう。
→砂が少ないバンカーや砂が硬かったり雨上がりの時は逆にフェースを開き過ぎると
バンスが弾かれてトップの原因になることがあります。
適度に開きましょう。
■目玉のバンカー
→よくレッスン書には”フェースを被せて打て”とありますが、確かに出ますが、
それでは低く出てグリーン上では止まりにくいです。あごに当たるケースもありますし。
少々の目玉ならフェースを開いて目玉にヘッドを上からぶつけてみてください。
案外簡単に球が上がりますよ。ただし少しは腕力がいるかもしれませんが・・・。
非力な人でも左足上がりのライの目玉なら簡単に出来ると思います。
練習場のバンカーで一度試してみてください。
■３０〜５０Ｙのバンカーショット（上級）
→サンドウエッジで直接打つ打ち方もありますが、ＰＷや９Ｉ・８Ｉ等を使って
みましょう。
９Ｉを例にしますが、まずフェースを軽く開きます。目標よりも少し右に出るので
注意してください。そして普通にダフらせて打ちます。４０Ｙぐらいしか飛びません。
フェースを開くのはダフり過ぎを防ぐのにバンス使うためです。
■効果的な練習法
→これは現役のツアープロに教えていただいた練習法です。
ボールは置かないで、砂だけを打ちます。
構えはスクウェアに構え、クラブは真ん中にセットします。フェースは開いてください。
あとは砂を打ちます。その時に砂量が適度に取れて遠くまで飛ぶ打ち方が
出来るようにコツをつかんでください。やると分かりますが、上手く出来た時は
綺麗に砂が飛んでいきます。音も違います。
バンカーは自信と正しい打ち方が出来れば簡単ですよ。
補足ですが、教えて頂いたプロが最近、ツアー初優勝いたしました。
色々と教えて頂いたプロですので優勝されて嬉しいです。
TVを見ながら感動しました。これからも頑張ってください。
★ワンポイントアドバイス
バンカーショットでは、すくい打ちはしないように。すくうとボールは上がりません。
また、手元（グリップ）を大きく動かさないようにしましょう。
手元が動き過ぎるとインパクトがズレやすいです。
バンカー、アプローチもアドレスが大事です。
肩が地面と水平に構えた方が、ミスがありません。
バンカーで球を上げようとして右肩が下がりすぎ、すくって打っている人。バンカーから球は出ません。
逆に打ち込んでいる人も出ません。
水平に、球の手前を自然とダフれば、球は黙っていても綺麗にでます。
また、シャフトを軽くしならせる感覚で打てばスムーズにショットできます。